◆保険適応内の治療では難しいケース・神経系機能異常を専門としています
医療機関を受診後のカイロプラクティック
病院での検査で異常がみられないケース
医療機関で受診後、当院へお越しになるケースは一定数あります。多くの方は「頭痛が脳の病気ではないか心配」「息苦しさは心臓の病気?」「しつこい腰痛が心配」など不安に思い、医療機関を受診されるそうです。
当院では、病院で行う検査結果を念頭におき、姿勢・運動機能・神経学的・整形外科徒手検査などの評価から、患者様の体がどのような状態であるかを見立てることが重要だと考えています。筋肉・関節・内臓・脳機能など、症状との関連があるものをみつけ、さらにその関連部位を探っていきます。
どこが症状にかかわっている可能性があるかを判断し、患者様に適した施術方法により刺激を入れていきます。
医療機関など、保険適応内で用いられる処置は限られており、それらで効果を得ることが難しいケースもあります。
「病院で検査を受け、検査結果により異常がみられない、しかし症状が続きつらい」
「画像検査で関節の変形・ヘルニアなどが確認され、投薬や運動療法、理学療法などを受けるが、効果を感じられない」
など、検査結果では異常が無い人、画像診断結果に基づいた治療で効果が表れない人が多く来院されています。当院は、病院の診断方法とは異なる見立て方をするため、様々な治療を受けたが、改善がみられないといった場合でも、症状が緩和するケースがあります。
レントゲン・MRI画像をどのように捉えるか?
心に過度な緊張が生じるケース
体の状態を知る上での情報のひとつとして、X線やMRI画像等、持参いただく場合もあります。しかし、画像からの情報と実際の痛み・しびれ等が関連しないケースも多々あるため、画像は参考とさせていただきますが、その情報だけで判断することはいたしません。
X線検査などで、歪んだ背骨や変形した骨を見た時、多くの方は「背骨がかなり曲がっていてショックだった」「背骨の骨の間が狭くなっていて怖くなった」など、ショックを受けたといった話を度々伺います。
症状の判断材料として必要な画像検査であるとは思いますが、目で見たショックな画像は。ネガティブな記憶として残りやすくストレスとして緊張状態が高まる可能性があります。施術効果を得るための妨げになるケースもあるほどです。「この曲がった背骨が腰痛の原因なんだ」と強く思い込んでしまう場合もあります。
背骨の歪みが存在する部位が、必ずしも痛みの原因であるとはいえませんし、椎間板ヘルニアが確認されていても無症状で快調に過ごされているケースも珍しくありません。当院では、「歪み・変形の部位 = 症状の根源」とせず、他の部位や運動連鎖、神経生理学的な影響等、全体像を捉えて診ていくことが大切であると考えています。
当院は「未病」を重要視しています
早めのケアが可能なカイロプラクティック
「未病」は、「病気」を発症する前段階の状態を表します
「自覚症状がないが、健康診断で思わしくない検査数値だった」
「病気とまではいかないが、胃腸の不調や頭痛、疲労感など、なんとなくの不調が多い」
といったことを経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どちらの場合も当院にて問診・検査から評価させていただくと、機能低下(体の働きに滞り)が確認される傾向が高いです。これは、生命維持に必要な体の働きに乱れが生じているサインです。この状態が続くことで、神経系・免疫系・内分泌系のバランスを崩し、「未病」から「病気」へ繋がる可能性が生じるかもしれません。この際、精神的な相互作用もみられ、症状の慢性化や悪化を招くケースも少なくありません。
カイロプラクティックの施術は、比較的早い段階で効果・体の変化を実感する人が多いことから、悪化を防ぎ支障なく日常を過ごすためのケアとして位置づけられると思います。「未病」の時点で手当(ケア)を始めることで、健康不安を軽減させる体のお手入れの必要性を感じて頂ければと思います。
発症の前段階となりうる機能異常をみつけます
予防医学としてのカイロプラクティック
「腰痛になると腰の存在を常に感じながら、おそるおそる生活を送る」
「具合が悪くなってはじめて、「体が資本、とはよくいったものだ」と感じる。」
そういった声は多数あります。
自覚症状が無かった方が施術後に体が軽く動きやすくなり、仕事の集中力も増したり、目の前が明るく見やすくなった、と実感される方が多いこともカイロプラクティックケアの特徴であると思います。
普段、頑張りがきくため自分の体へ目を向ける習慣の無い方が突然の不調に見舞われると、とても困惑され日常生活のクオリティー低下という現実から、精神的なダメージを受け長引くケースがあります。いつもの平穏な日常生活は「体が資本」の上に成り立っています。ぜひ、カイロプラクティックを健康管理に役立てていただければと思います。
◆つらい症状や不安なことなどご相談ください
症状のつらい程度・痛みは、主観的なものであるため周囲に痛みのつらさを理解してもらえず、仕事や家事、子育てをつづけ、精神面でツライと感じる話も珍しくありません。「つらい気持ちを汲む・痛みで困っている状況を解ってもらう」こうした気持の共有は、症状のスムーズな回復へと影響する場合もあります。それは、カイロプラクターと患者さまとの関係性においても重要であると思います。信頼関係はカイロプラクティックケアの基本でもあります。