「寝違え」は、起床時のふとした頭の動きで、首に痛みが走るとても不快な状態です。
痛みが強い場合は、頭をどの方向へ動かそうとしても痛みを感じ、日常生活に支障をきたすこともあります。軽度であれば、痛みを我慢しながら動かすことができたり、一定の方向での痛みと可動制限がみられます。
また、起床直後は、軽い首の不快感であっても、時間の経過とともに痛みが強まり、頭を動かせる範囲が狭くなっていくケースもあります。
「寝違え」で困ること・気になること
「寝違え」での首の痛みは、その程度や痛む部位が人により異なります。頭を動かすと痛む方向により、困る日常動作があります。首の痛みが続くことで、他の部位へも影響を及ぼす場合があるため、こじらせて痛みを長引かせないことが理想的です。
□ 首の痛みがあり、体を動かす時にもつらい
□ 動かす度に痛むので、気持が悪く感じたり、頭痛になりそうな気がしてしまう
□ 名前を呼ばれてもパっと振り向くことができない
□ 痛みが強い場合、朝の支度に時間がかかってしまう
□ 頭を動かせる範囲が狭まり、車の運転が困難
□ 首の痛みにより集中力が低下したり、意欲も低下してしまう
「寝違え」に関係する要因
「寝違え」は、明確な原因がはっきりしていないと言われている首の痛みです。眠っている間に頚部に負荷のかかる状態となり、血流の低下、筋の過緊張などの変化が生じる可能性があります。「いつもと変わらず寝ているのに?」と思われるかもしれませんが、「寝違え」に関係することはいくつか考えられます。
□ 連日、座り姿勢が多い、パソコンを長時間使用しているなど、姿勢的な負担がかかっている
□ 手・腕を酷使する作業が多い
□ スポーツにより頚部や上肢の筋肉を酷使し、疲労から回復していない
□ 悩み事、ストレスにさらされ、心身のリラックスが難しい
□ 考え事をしている時、無意識に歯をくいしばっている
□ 睡眠中のくいしばりや歯ぎしりが多い
◆当院での施術について
頚部にある複数の筋肉は、頭を安定させ動かす働きがあります。急性の首の痛みである「寝違え」は、炎症が起きている可能性も考え、頚部の筋肉が本来の働きを取り戻せるように施術を行います。頚部だけではなく、他の部位の施術が必要になる場合が殆どであり、想像をしていなかったところが、首の痛みに関係していたことに驚かれる方もいらっしゃいます。
「寝違えてしまい、首の痛みが気になる」「様子をみていたが、痛みがまだ残っている」など、気になる症状がありましたら、小さなことでも遠慮なさらず当院までご相談ください。
ご予約について
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